2019/10/03（Thu）

はじめましてこんにちは　と、お久しぶり　と、両方です。
以前使っていたこのブログをちょっと片づけて、
また記録をつけていく場所として再スタートしました。

早速ですが、先日、関西コミティア56にサークル参加しました。



実はこの夏、仕事で絵を描く機会をいただきまして
本来予定してた演劇漫画「沈黙のカーテンコール」の原稿が間に合わなくなったので、予定変更。かわいいと大好きで埋め尽くした13ページ程のコピー本を出してみました。

当日は売れ残りを見越して控えめに30部刷り、200円では捌けないだろうなと100円設定にしておいたのですが、かえってそれが良かったのか、完売することができました。嬉しい誤算！
こんな無名の作者が描いたものを手に取ってくださった方に大大大感謝です。本当にありがとうございます。嬉しかった。
全然面識ないのにも関わらず、可愛いね！安いね！って言ってくださる方もいれば、通りがかりに怪訝な顔（なぜ笑）されることもあり、イベントならではのスリルとわくわくを存分に味わいました。
イベントまで、仕事しながら血眼で描きあげたり、前日の夜にコピー機に翻弄されて涙目になったり、当日は２徹後の酷い顔で参戦したり、初コミティアが踏んだり蹴ったりの楽しい思い出に彩られ…
踏んだり蹴ったりだけど、ひたすらに自分だけの世界で格闘していた頃を思ったら夢のようで、感慨深くて、楽しいことも苦いこともぜんぶひっくるめて嬉しくてジンワリしました。友人にスペースを預けて途中退席していたので、買ってくださった方全員には直接ありがとうを言えなかったんですが、こころからありがとうです。辺境からとどけ～いつかとどけ～

これまでの経緯を知っている数少ない人は、なるほどねって思うかもしれないんですが、すごく自分を追い詰めて、自己否定して、キリキリ漫画を描いていた時代があって
それがとても辛くて、
だから同人活動にかんしては、創作世界で自由になるために楽しもうと思います。私はすぐ「がんばります！」でまとめようとする癖があって、実際にすごく肩に力を入れてしまうところがあるのです。沈黙のカーテンコールも、どちらかというと頑張りたい部類の漫画で、原動力は「すき」じゃなくて「執念」だった。それは自分にとってとても大切なことでもあるんですが、一方で、重荷でもあった。
これからは「執念」のすきまに、子供の心に戻って、今日は何を作ろうかな？何を作って驚かせようかな？っていう「わくわく」も同じくらい大事にしてものを作っていきたいのです。

そんな感じです。

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さいごにおわびです

「ぼくの六畳記」なのですが、実は台詞抜けがいくつかありまして…もしここをご覧の方で当作品を購入された方がいらっしゃいましたら、修正版と交換させていただきますので、ピクシブかツイッタ―のＤＭでご連絡いただきたく思います。
もしくは次回当サークルで本をご購入される際に、「ぼくの六畳記」現品確認で100円分引かせていただきたいと思っております（この件はまた次回イベント参加時に告知します）。本当に申し訳ありませんでした。


そして、沈黙のカーテンコールを楽しみにしていてくれた方がいらしたら、本当にごめんなさい。次回はきっと、いや必ず形にします…。